年報2021年度|小張総合病院
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 昨年もCOVID19感染流行により当院でもクラスター発生などの影響もあり534件の手術実施と前年よりも減少となりました。そのような状況下でも脊椎手術は170件、下肢手術はスポーツ領域も含めますと118件と症例は増えている状況であります。 当院整形外科は、日本大学医学部整形外科学教室の関連病院であり、脊椎・下肢・上肢・外傷疾患に関して大学病院と同等の医療を提供できるように連携し治療を行っております。 また、日々の診療レベル向上のために積極的に学会などに参加し研鑽を積むように努めております。脊椎疾患に関しまして低侵襲手術など最新の治療を積極的に取り入れています。当院では小児から高齢者、また外傷、感染、変性疾患、側弯・後弯、腫瘍などすべての脊椎疾患に対応しております。下肢疾患では近年膝機能の要である前十字靭帯の機能を持つ、もしくは温存した人工膝関節の使用や人工膝単顆置換術(UKA)、3Dテンプレートを用いた手術計画も積極的に導入し、更なる手術成績の向上を目指しています。また人工股関節においても、筋・腱を温存した方法で人工股関節置換術を以前から導入しており、非常に高い患者さんの満足度を得ています。また、人工関節のみならず膝周囲の骨切り術よる関節温存手術や低侵襲である関節鏡手術によるも積極的に行っています。COVID19感染流行により困難となっておりますが近隣の医療機関様との連携が重要であり、このような状況ですが幅広く対応できるようにスタッフ一同精進してまいります。 2022年4月より前任の相馬医師の異動に伴い、藤井亮太が部長となりました。 当院整形外科は日本大学医学部整形外科学教室の関連病院である強みを生かして大学と同レベルの医療を提供できるように努めてまいります。常勤は3名でありますが(下肢・脊椎・外傷)、非常勤医師は脊椎・下肢・上肢・外傷・腫瘍分野において10年以上の経験を持つ専門医がおりますので専門性の高い治療が出来ております。これからも患者さま個々に応じた最先端の医療を提供できるように精進していきたいと考えております。また、このような状況ですが近隣医療機関様との交流を深め、地域の患者さまに貢献できるように誠意努力したいと存じております。部長秋田大学医長日本大学医員日本大学非常勤日本大学2007日本整形外科学会専門医/臨床研修指導医2010日本整形外科学会専門医2015日本整形外科学会専門医1980日本大学医学部整形外科学系整形外科分野前主任教授氏 名相馬大鋭藤井亮太辻沢容彦德橋泰明役 職卒業大学医籍登録学会認定資格等47整形外科整形外科

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