年報2021年度|小張総合病院
68/104

 当院は24時間365日二次救急診療体制であり、昨年度は3,881人の救急車搬送患者数を受け入れました。新型コロナ感染の影響で、発熱者は新型コロナ遺伝子検査や抗原検査、胸部CT検査等を新設したプレハブ施設で行ったため、通常の患者さまを含めて、お待たせしたり、受け入れ困難な事例が増加いたしました。常勤の救急専門医は不在ですが、その代わりに東京慈恵会医科大附属柏病院及び、日本大学・救急部より救急専門医が派遣され、救急外来専門に診療を行っています。重症患者さまを含めて適切な初期対応、鑑別診断を行い、入院の場合は速やかに関係する科に引き継いでいます。野田市救急本部とも密接な連携を行い、(東葛北部メディカルコントロール体制)の元、救急対応の検証、救急隊員の病院実習、気管内挿管訓練等を行っています。また、千葉県、茨城県、埼玉県にまたがる(板東メディカルコントロール)にも参加し、他病院との連携に努めています。東葛北部5市GIBネットワークに参加し、吐血等の消化管出血の救急にも対応しています。 夜間休日は内科、外科、小児科、産婦人科、ICU、研修医1~2名、放射線科、検査科、薬剤部の体制で当直を行っております。 新型コロナ感染対応のため、どうしても発熱対応に時間がかかりますので、今後は感染症患者さまに対応する体制をさらに強化していきます。今年はICLSの講習会は出来ませんでしたが、今後は救急の教育を再開する予定です。また、災害時における救急体制の構築を図り、災害時における救急訓練の実施計画を策定し実行している所です。非常勤群馬大学非常勤東京慈恵会医科大学非常勤大阪医科大学非常勤東北大学2009東京慈恵会医科大学附属柏病院 救急医学講座 医員2014東京慈恵会医科大学附属柏病院 救急医学講座 医員2016東京慈恵会医科大学附属柏病院 救急医学講座 医員2016埼玉石心会病院 ER総合診療センター 救急総合診療科 医長氏 名長谷川 意純谷島 和竹村大輝藤井勇士68役 職卒業大学医籍登録学会認定資格等救 急 科救 急 科

元のページ  ../index.html#68

このブックを見る