年報2021年度|小張総合病院
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 栄養科では、医師、看護師等と協働して入院患者さまの栄養状態を評価し、栄養・食事面から回復力を高めるサポートを続けております。 また、入院・外来患者さまとその家族をを対象に、生活習慣病をはじめとした栄養食事指導を行い、健康面のサポートも続けております。管理栄養士:7名食事面でのサポート 当院の食事は「日本人の栄養摂取基準2020年版」に基づき、フレイフル予防、生活習慣病予防のため「野菜たっぷり」「塩分控えめ」「適正な蛋白質の摂取」を心掛けております。また、節句などの行事に合わせた食事の提供により、入院中でも季節を感じられるよう工夫しております。 食材は野田産「黒酢米」をはじめ「地産地消」を心掛け、旬のものを新鮮なうちに提供しております。 ここ近年は世界的に食料の需要供給バランスが崩壊し給食材料費の値上げが相次ぎ、患者さまよりお預かりしている給食費だけでは足りない状況も続いておりますが、定期的に市場価格の確認と見積り比較を行い品質は下げないように努力しております。栄養面でのサポート 主治医より、栄養面や治療上食事の調整が必要な患者さまに対し栄養食事指導の依頼があります。個別指導は管理栄養士が生活習慣や食事状況を確認し 個人に合わせたプランを作成、具体的な提案を行いながらコーチング、評価を繰り返しながら食生活改善をサポートしております。 集団指導は毎月第2火曜日に「糖尿病教室」を開催し、医師、看護師をはじめとする様々な職種より、生活習慣病の改善について情報提供しております。 ※COVID19感染蔓延により集団教室(糖尿病)は2020年度より開催中止しております。 感染拡大によりなるべく医療機関へ通わないようにされている患者さまもおられ、生活習慣の変化から肥満を原因とした糖尿病、高血圧、高脂血症も増加しております。今後は生活習慣病予防を踏まえて対面ではなくICTを活用した栄養食事指導も必要と考えます。栄養サポートチーム チーム医療の一環として栄養サポートチーム(Nutrition Support Team=NST)が活動しております。NSTは、医師、看護師、管理栄養士、薬剤師言語視覚士、臨床検査技師、医療相談員など、専門スタッフがそれぞれの知識や技術を出し合い、最良の方法で栄養支援するチームのことです。 人は毎日口から食品をs摂り栄養に変えて生きています。しかし病気や高齢のため、あたり前の食生活が出来なくなり身体が衰弱し免疫が低下していきます。 入院された患者さまがこのような状態になった場合その原因や栄養状態を把握し、病態や治療方針に合わせ栄養療法をチームで考えサポートを行います。 2021年度のNST介入件数は 916件/年となります。医療栄養情報提供書(栄養サマリー) 当院では東葛地域の拠点病院として、他の医療機関や介護保険施設より入院され治癒し退院(再入所)される際、安心して入院中の食生活を継続できるよう栄養情報提供書を作成しております。内容は栄養補給方法、提供食事内容(食形態)、食事摂取状況、水分摂取状況、食事に関する問題点、食事介助の必要性、使用食器や器具の種類、嗜好、食物アレルギー、服薬による禁忌、食事に関する本人およびご家族の希望などを要約して伝達しております。 東葛地域でも高齢化は進み2021年度の栄養情報提供書作成数は、704件(医療:194件、介護ほか:510件)/年となります。88栄 養 科栄 養 科

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