年報2021年度|小張総合病院
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 病理部または病理科から病理診断科と名称が変わったのがせいぜい10年程度前のことで、病理診断科とは比較的新しい名称である。このように部門の名称が変わったのはこの部門の仕事の内容がかなり変化したからである。仕事の中で、病理解剖や迅速診断の件数が減り、免疫染色の発達に伴い、病気特に腫瘍の診断に力を入れるようになってきたからである。この病理診断科の特徴としては他の病院と地理的関係から、高齢の患者さまが多いことである。外科系の検体は検査センターで診断されるものもあるが、すべて当院でチェックもしている。最近は10年ほど前と違って各医療機関の診断がほぼ同一になっている。件数が比較的少ないのに、時々は以前に経験したことのない疾患もある。件数が少ないので、高価な免疫抗体を購入するわけにも行かず、やむを得ず、他の医療機関に診断していただく場合もある。可能な限り当病院で診断できるようにしたい。 ここ20年ほど、検体の件数は変わっていないので、一つ一つの症例を速く、且つ丁寧に診断するようにしたい。解剖の数が最近少ないので、年30例程度になれば本病理診断科でも初心者が病理の勉強を出来るようになり、当科で病理医を育成することが出来るようになるかもしれない。1.病理検査件数:病理組織検体:2,236件         細胞診:4,623件  術中迅速診断:22件  解剖数:2件64部長東京大学非常勤北海道大学日本病理学会病理専門医/日本臨床細胞学会細胞診専門医/医学博士19851986東京国際大堀病院 臨床検査科 氏 名菅原 修 関 邦彦役 職卒業大学医籍登録学会認定資格等病理診断科病理診断科

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