年報2020年度|小張総合病院
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臨床工学技士:20名1. 野田市救急医療の中核として先進医療機器の安全性を確保し、臨床現場に提供出来るよう努めました。2. 生命維持管理装置をはじめ、様々な医療機器に対しての知識や技術を身に付けるべく、研修・学会等には積極的に参加し個々の専門性の向上に努めました。3. それに対し当科のみならず多職種が関わる業務において、知識を共有出来るよう合同勉強会やカンファレンス等を定期的に開催。それにより“横の繋がり”を強化し、チーム医療の質の底上げに一役しました。4. 2013年度の新棟設立以来病床数は増え、それに比例して病床利用数及び医療機器の台数や使用頻度も増加。安全かつ円滑に臨床の現場で使用出来るよう各機器に責任者を設け、機器の不足や医療事故が起こらないような機器管理体制を築き、更なる保守管理の徹底に努めました。5. 各機器に精通しているだけではなく、接遇やアメニティを強化することにより患者さまに信頼される医療を提供出来るよう努めました。 今後医療の発展に伴い、臨床現場では様々な新しい機器を用いた手技の医療提供が行われます。これを常に安全 に行えるよう機器の保守管理を徹底すること、また新たな知識や技術を習得することで専門性を高め、それを スタッフ間で共有出来る職場環境を作り、患者さまに質の高い医療が提供出来るよう尽力していきます。2021年度 臨床工学科目標 1.医療機器に対する保守管理の徹底 2.医療機器に対する専門性の向上 3.多職種チーム医療に対する連携・実践の強化 4.医療事故・医療感染の防止・抑制 5.働きやすい職場環境の取り組み93臨床工学科

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